これでは結婚できない!生涯未婚率の推移から独身について考える。

結婚できない人が続出?

生涯未婚率という言葉をご存知でしょうか。

 

20代~50代、または30代~50代を対象とした
結婚できないまま生涯独身となる人の割合です。

 

今、独身の方で「自分には関係ないや」と思われるかもしれませんが、
数値を見ますとそうも言っていられないことに気付きます。

 

いえ、気付かなければ生涯未婚のまま人生が終わることになります。

 

そんなに危機感を煽るようなものなのか、
データを参考に考えていきましょう。

 

生涯未婚率の推移

 

次の2つのグラフと表をご覧ください。

 

① 2015年の独身の割合

 

② 2017年の独身の割合

 

男性のみに着目するとしまして、
①の2015年の男性の生涯未婚率は24%弱。

 

つまり、4人に1人が生涯未婚だと言っています。

 

これだけでもなかなか油断できない割合だと思いますが、
次に②の2017年の男性の生涯未婚率を見てみます。

 

表形式ではありますが、
各年代の数値の平均値を取りますと31%となります。

 

つまり、3人に1人が生涯未婚ということになります。

 

たった2年の違いでここまで生涯未婚率の数値が上昇しているのです。
(24%→31%です)

 

この数値ですがまだまだ上昇し続けます。

 

あまり考えたくないものですが、
いずれは2人に1人が生涯独身という時代も来るのではないでしょうか。

 

今現在独身という方は、
この4人に1人、もしくは3人に1人という割合の中に入っているのです。

 

同じ独身でも既に彼女や結婚を約束した人がいるのであれば
また話も別でしょう。

 

しかしそうでないのならば、出会うことも困難な世の中ですし
このまま独身街道を突き進んでしまうことになりかねないのです。

 

最近の言葉で言うならば「おひとりさま」ですよね。

 

フワッとした言い回しですが、実際はそんな優しいものではありません。

 

なぜおひとりさま?

では、なぜこんなにも生涯未婚率が伸びているのでしょう?

 

時代による背景も影響していますが、
アンケート調査によりますと次の4つが理由のメインとなっています。

 

① 社会人になり出会いがまったく無くなった。

② 仕事が忙しくて結婚どころではない。

③ 自分の自由な時間が無くなるのがイヤだ。

④ 結婚にメリットを感じられない。

 

①と②、③と④はそれぞれ
関連しているような内容ですよね。

 

まず①と②ですが、
完全に負のスパイラルに陥っています。

 

社会人になりますとよほど女性に恵まれた環境でなければ
出会いの可能性はゼロに近くなります。

 

結婚したいと思えるような年齢の女性は次々と結婚していき、
同様に友人、職場の同僚も次々と結婚していきます。

 

出会い自体が急激に減るのですが、
社会人も2年目、3年目と年次を重ねる毎に
受け持つ仕事の量が増え、責任感も増してきます。

 

そのため仕事が忙しくなり出会いどころではないと思う一方、
その出会い自体がどんどん減っているのです。

これでは結婚できませんよね。

 

また、③と④は結婚に対する考え方が昔と比べて変わってしまったのでしょうか、
今の時代は結婚が趣味や遊び感覚のように
「別に無くてもいいや」と思う人が増えているのです。

 

結婚とはそのようなものではないのですが、
一人の方が自由で楽、結婚したら束縛されるし
時間もお金も自由で無くなるからしたくないと考えているのです。

 

しかし、このように考えている人も
「結婚したい!」と思える女性に出会っていないだけであり、
もしそのような女性に出会えたならば結婚はしたいはずです。
(本能的に結婚したいという感情はあるはずです)

 

今は「結婚なんて別に」と思っていたとしても
周りの友人たちが結婚していくことで焦りを感じたり
「やっぱり自分も!」と思うときもあることでしょう。

 

ただ、そう感じたときには既に手遅れなのです。

 

上記に述べましたように社会人になりますと
出会いそのものがありませんので。

 

何歳くらいまで生きる?

若いうちは結婚していなくても、
また結婚するつもりがなくても
とくに大きな問題とは思いません。

 

しかし、年齢を重ねたときに重く圧し掛かってくるのです。

 

年齢で言えば体にガタがくる50歳以降でしょうか。

 

そこで気になるのは今の時代の人たちは何歳くらいまで生きるのでしょうか?

 

食事も栄養豊かになり医療も発達しています。

 

その結果、2010年頃のデータでは
75歳まで生きている男性は72%、
また、平均的な寿命は82歳と出ています。

 

2010年頃のデータでそのくらいの数値ですので
今はもっと伸びていることでしょう。

 

平均的な寿命である82歳まであなたが生きたとして、
そのときには周りに誰もいないのです。

子供も孫もいません、
両親も年齢的に他界していることでしょう、
つまり誰にも頼ることなくひっそりと寿命を迎えるのです。

 

いえ、ひっそりと死ぬのならばまだよいですが、
実際にはそうはいきません。

 

この年齢になりますと体ももう動かなくなってきます。

 

苦しくても辛くても自分の体に鞭を打って
自力で何とかするしかないのです。

 

布団から起き上がれない寝たきりの可能性もあります。

 

買い物はもちろん食事ができません、
トイレなどにも行けません、
しかし誰も助けてくれる人がいないのです。

 

皮肉なことにそれでも平均的な寿命は延びているのです。

 

とくに70歳以降にかかる病気による死因としては
次の3つが上位を占めています。

 

・ガン

・心疾患

・脳血管疾患

 

いずれも怖い病気ですが、これらにかかる割合はなんと8割にも及ぶそうです。

 

先程、ひっそりと死ねるならばまだよいと述べましたが、
8割の人はひっそりとは死ねないのです。

 

病気にかかれば入院もすることでしょう。

しかし入院しても身内がいないわけですので、
例えば着替えの交換や入院手続きなども誰もやってはくれません。

 

いえ、入院するお金もなく
自宅でただただ苦しい思いをしているかもしれません。

 

病気で苦しんでいてもどうすることもできずに
もがいているかもしれません。

 

でも、あなたには周りに誰もいないのです。

 

なぜならば、その道をあなたが選んでしまったからです。

 

結婚へのメリットが見出せないからと、
自由な時間を妨げられるのはイヤだと、
自ら結婚することを拒んでしまったツケが回ってくるのです。

 

しかも必ずその後悔がやってきます。

 

突然死などでひっそりと死ねればまだよいですが、
年齢を重ねた後、10年、20年と苦しみ続ける日が訪れるのです。

 

しかも体がもう動かない老体なのにです。

 

単純に恐ろしいことだと思えませんか?

 

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悲惨な未来を回避するために

生涯未婚率の推移から
そのまま生涯独身となった場合に起こり得る
怖い未来について述べてきました。

 

一見しますと、生涯未婚率の割合が
こんなにも増えていますので
結婚なんてどうにもならないだろうと思えますよね。

 

ただ、諦めることはまったくないのです。

 

言ってしまえば行動するのかしないのかです。

 

社会人若年層で今は忙しいかもしれませんが、
仕事が落ち着いてくるときは必ずやってきます。

 

それまでに仕事を含め自分磨きをやっておき、
いざチャンスが来ましたら集中的に活動すればよいのです。

 

そのため、①と②はタイミングの問題ですので
どうにもでもなります。

 

しかし、③と④は意識を大きく変える必要があります。

 

結婚をメリット、デメリットで考えないようにする必要がありますし、
メリット、デメリットで考えないようにすることで
自由な時間が無くなるからイヤだという意識も解消されます。

 

抽象的な表現でしかありませんが、
結婚とはメリット、デメリットで考えるものではありませんので。

 

尚、婚者が独身の人を見て羨ましいと思っている割合は
男性は15.8%、女性は9.7%しかありません。

 

誰しも独身時代を経て結婚していますが、
結婚と独身を天秤にかけたとして
ほとんどの人が結婚の方がよいと言っているのです。

 

独身の人は時間とお金もあり自由でよいと思えますが、
本当にそれが羨ましいと思っている既婚者はごく僅かなのです。

 

結婚はメリットやデメリットではないと
多くの人は思っているのです。

 

もしあなたがまだ手遅れでないならば、
「結婚ももしかしたらよいものなのかも?」と思えるのならば、
次の記事をご覧ください。

皆さん、結婚に対して本気です。

 

生涯独身コースから外れて結婚しようと
多くの人が必死に活動をしているのです。

 

出会える確率は99.5%!確実に結婚できる結婚相談所とは!?

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